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携帯電話

Bluetooth接続されたスマホで制御する人工すい臓、開発中 23

ストーリー by hylom
第二の脳 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

英国のケンブリッジ大学の研究チームが、Bluetoothを介してスマートフォンやタブレット端末に接続できる「人工すい臓」を開発しているそうだ(EETimes Japan)。

ケンブリッジ大の首席臨床試験医師であるRoman Hovorka氏が開発しているのは、血糖値を測るモニターとインスリンを投与するポンプ、そしてスマートフォン端末を組み合わせた「測定された血糖値に基づいてリアルタイムにインスリンを自動投与するシステム」。それぞれ単体では実用化されているが、これらを組み合わせたシステムはまだないという。

Hovorka氏によれば、2013年後半には自宅での臨床試験を開始する計画だそうだ。実現すれば低価格の自宅治療システムを実現できると期待されている。ただし、人工すい臓システムを実現するのに、どのくらいの処理性能やメモリ容量が必要になるかは不明。ただ、スマートフォンメーカーはスマートフォンを医療機器にして、FDA(アメリカ食品医薬品局)と関わることなど望まないのではないか、という問題点も指摘されている。

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  • 命に関わるということなのだろうか。

    # さすがにそんな単純な事がおきないような仕組みにはなってるだろうけど。
    # 一歩間違えると怖いけど、高価な医療を安価に提供できるようにする仕組みはあってもいいとは思ってる。

    • 計画停電の際に、酸素吸入器バッテリー充電切れ問題は聞きましたね。

      充電忘れたら命にかかわるってことは、長期停電のとき命にかかわるってことですよね。
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        停電や故障で人工膵臓が使えなければ注射器を使えばいいじゃない。

        そもそも二型糖尿病の人なら、1日や2日インシュリン投与を忘れたくらいでは
        命に関わることはない。
        #健康には良くないけど。

        しかも本当に血糖値が上昇してヤバイ時は口渇とかの自覚症状が出るので、
        本人が気付かないはずはない。怖いのはインシュリン過剰投与による血糖値低下の
        方だけど、医療機器だしフェイルセーフの思想は徹底していると思う。
        #過剰投与でも手が震えるなどの自覚症状はあるが、睡魔に襲われる場合もあるので、
        #そのまま眠り込んでしまうと手遅れになる危険がある。ちなみに対応は血糖値を
        #あげるために糖分を取ること。

        一方で一型の人なら2~3日で命に関わるレベルになると思うけど、素人でも使える

  • by Dobon (7495) on 2013年07月10日 8時26分 (#2418593) 日記

    無線接続と信頼性の低い(複雑な)コントローラの組み合わせは恐怖です。
    単純なペースメーカーでさえ、不具合が発生するのに……

    # 間違ってインシュリン大量投与されたら死にますから。

    --
    notice : I ignore an anonymous contribution.
    • by kawasaki_z750s (32690) on 2013年07月10日 12時05分 (#2418719)
      「病院内では携帯の電源は切ってください!」
      「いや、だって…」
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      無線接続と信頼性の低い(複雑な)コントローラの組み合わせは恐怖です。
      単純なペースメーカーでさえ、不具合が発生するのに……

      # 間違ってインシュリン大量投与されたら死にますから。

      不具合が発生すると三途の河にDobonする訳ですか…

    • by Anonymous Coward
      俺の膵臓を盗みやがったなぁぁぁっ!!
      • by Anonymous Coward

        代わりに僕の膀胱をあげるよ

      • by Anonymous Coward

        Androidなら膵臓へのアクセス権を与えるだけでフルコントロール可能

        # 頭脳への直接アクセスはやめてくれ

    • by Anonymous Coward

      というか、スマートフォン側で制御する必然性が分からない。
      内臓もとい内蔵の機器で制御して、設定変更はスマホから行える、という意味ではないかと。
      そうでないと、スマホを置き忘れた場合に致命的な状況に陥る可能性がでてくる。

      この場合、スマホのスペックは低くても良いし、スマホそのものが医療機器になるわけでもない。
      タレコミの懸念点は杞憂ということになる。

      • リンク先の記事を見れば判るけど、血糖値モニター、手動操作可能なインシュリンポンプそれぞれがあって、モニターとポンプを外部機器で連動させるという仕組みのようです。ポンプ自体の操作ボタンは一通りあります。血糖値モニターのモニターをPCあたりと連携させる仕組みが既にあるんでしょう。今回のキモはそのモニターからのデータで血糖値をさらに厳密にコントロールできるようになれば、合併症のリスクを低減できること。

        今現在は異なるメーカーの複数の機器を連携させて行う為に、汎用のスマフォをという話に読めます。対外に、インシュリンポンプのコントローラー、血糖値モニターのモニター、そしてスマフォと3つあるのは患者にとっても負担でしょう。将来的にはインシュリンポンプのコントローラーがモニターと連動できるようになればよさそうですね。

        親コメント
      • by Anonymous Coward
        リンク先の記事も若干無理やりにスマホに焦点を当てている風でもありますが、”スマートフォン側で制御する必然性”がある、とは全く書かれていません。

        血糖値を測るためのモニタリング装置と、インスリンを投与する装置は、それぞれ多種多様な製品が発売されていて、それらを相互に接続し連携させる機能は搭載されていません。
        研究されているのは、”この2つの装置を接続し、測定された血糖値に基づいてリアルタイムにインスリンを自動投与するシステム”です。
        それがスマホやタブレットである必然性はなくて、単に”Roman Hovorka氏は(中略)スマートフォンやタブレット端末を使って自宅での臨床試験を開始する計画だ”というだけのこと。

        医師や看護師が不在でも自動的に測定し適切な薬剤投与できるシステムがあれば、それはそれで有意義なことでしょう。

        #リンク先の記事も日本語なのだし、せめて一読なさってみてはいかがでしょうか。
    • by Anonymous Coward
      ところで、患者が何時間おきかで(非リアルタイムで)血糖値を測り、必要インスリン量を計算して注射とかしている現状は
      「あ、打つの忘れてた」「あ、量を間違えた」みたいなヒューマンエラーが簡単に起こる現状は
      そーゆー人が車のハンドルを握ってたりする(地方じゃ車無いと生活できないからね)現状は

      恐怖ではありませんか?
      • by Anonymous Coward

        自分がインシュリン注射を行う場合の懸念と
        他人が提示されたような状況にある場合の懸念を
        いっしょくたにするのはどうよ。

      • by Anonymous Coward

        車社会はこわいなあ

      • by Anonymous Coward

        今のところ、インシュリン注射まではやっていない糖尿病なのだが、時々、耐え難い眠気に襲われる時がある。
        以前は、起床→朝食→朝食後の薬→車を運転して30分ぐらいで眠気に襲われていた。
        #いや、本当に襲われると言っていいほど耐えられない
        運転中、目が開かない状態になった時が何度か。事故らなかったのは本当に幸運だった。
        というか、本当にやばい時は車止めて遅刻してたんだけど、すぐに止められるわけでもないし。
        それが遠因で会社やめた。
        今はさほどでもないし、一応、病気に理解ある社長なので迷わず遅刻できる。

        これって医者に言ってもスルーされるしなあ。

        医者「低血糖の症状はでませんか?」
        私「低血糖ってどういう症状が出るんですか?」
        医者「......」
        私(なぜ即答できない...)

        糖尿病専門医と看板に書いてあるんだがなあ。学会認定医ではないみたいだが。

  • こういうのってシステムのほうで自律的に制御されてるんじゃないんですか?
    スマホでいったい誰が何を操作するんでしょう?
    単なるシステム同期のための情報処理ならノートでも無線できますし。

    • by Anonymous Coward

      元記事より

      血糖値を測る「連続式グルコースモニター」や、インスリンを投与する「インスリンポンプ」は、複数のメーカーから販売されている。しかし、この2つの装置を接続し、測定された血糖値に基づいてリアルタイムにインスリンを自動投与するシステムは、まだ実現していない。

      (snip)

      医療機器メーカーは、ゆくゆくは、実績のあるアルゴリズムのライセンス供与を受けたり、技術を買収したりして、自社のポンプやモニターに同技術を組み込みたい考えだ。

       Pritchard氏は、「スマートフォンメーカーは、スマートフォンを“医療機器”にして、FDA(アメリカ食品医薬品局)と関わることなど望まないだろう」と述べる。

      システムデザインの際に、既存の複数のシステムをBluetoothでつないで(通信できる装置)、

      • by Anonymous Coward

        その昔はパソコンにA/Dボード突っ込んでやってた事がスマホで(ハードウェアの追加なしで)出来るようになったって感じですかね

  • by Anonymous Coward on 2013年07月10日 10時35分 (#2418669)

    スマホではなくて、ソウルジェムなら一定の需要はあるのではなかろうか

    • by Anonymous Coward

      人形の方が欲しい><

  • ポンプを押すのが自動化されたら、スマホ操作するだけで殺せるな
  • by Anonymous Coward on 2013年07月10日 11時14分 (#2418689)

    >スマートフォンやタブレット端末に接続できる「人工すい臓」
    最近はスマートフォンやタブレットも糖尿病になるんだ。

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